女子初の2年連続3冠達成!伊藤美誠を強い選手に育てた母ってどんなコーチなの?

丸善インテックアリーナ大阪で行われた
女子シングルス決勝で伊藤美誠さんが
女子初の2年連続3冠を達成しましたね!

◆連続3冠
(シングルス、女子ダブルス、混合ダブルス)

伊藤美誠をここまで強く育てた母親ってどんな人?

日本中を沸かせた美誠さんの母であり
コーチでもある伊藤美乃りさんは
どんな方なのでしょうか。

  • 名前:伊藤美乃り(いとう みのり)
  • 出身地:静岡県磐田市
  • 生年月日:1975年12月17日(42歳)
  • 職業:全日本女子代表のコーチ
  • その他:離婚暦あり(現在は独身)
  • 資格:卓球上級コーチ資格 / 日本体育協会認定 / 整体師免許
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引用元:習い事ナビ

美乃りさんの選手時代

中学1年から卓球をしていたということです。

10年の競技暦があるそうです。

高校時代はインターハイ出場をし、
大学時代も全国大会に出場するほどのレベルを保持。

就職後は、社会人チームにも所属をして現役選手を
していたんですね。

なるほど、ずーーーと何十年も卓球と共に
生きてきた方なんですね。

自然と娘である美誠さんが、卓球に興味を
持つのもうなづけます。

結婚と離婚

社会人チームに所属していた頃に、
旦那様になる方と、卓球を通して出会って
結婚へ。

旦那様も卓球選手をやっていたんですね。

結婚して出産した後も、まだ現役の
選手を続けていたそうです。

ですが2013年に、離婚をされています。

お互いが嫌いとかそういう理由ではないようです。

離婚をするにいたった理由が、
こんな偉業をやってのける我が子を
持つ人でないと理解できないことかもしれません。

離婚の理由

美誠さんが2歳になったときに、
卓球をやってみたいと言ったことで、
美乃りさんは、その足でラケットを買いに行き、
その場でラリーをさせてみたそうです。

美誠さんが、卓球をやってみたいと
自分から言ってきたときについての
インタビューがありました。

私は自分が練習することばかり考えていたので、「練習時間が削られるのがいやだから、もう少し先延ばしにできないかなあ」なんて正直思ったんです(笑)。

それでも、子供がやりたいと言い出したことはすぐにやらせるがモットーだったので、その日のうちにラケットを買いに行きました。

そして、次の日に公民館を借りて、美誠にラケットを持たせてちょっとやってみたんですよ。

そうしたらその第一球目が面白かった。

飛んできたボールに対して普通の選手のように体を引いて、リズムをとり、ラケットに当てて、スパンと鋭く返してきたんです。卓球台から頭が見えるか見えないかくらいの身長しかないのに。

「なんなんだこの子は?」とすごく面白くなってしまったし、親としてではなく第三者的な、いわばプロデューサー的な視点から「才能があるかもしれない」と感じました。

その瞬間から「プレイヤーとしての自分はもういい、これからは美誠のコーチとして彼女を育てることに全力を注ごう」と即座に決めました。引用元:習い事ナビ

このあと、家を新築するんですね。

この家というのが、美誠さんのために
卓球台を置ける練習場を儲けた家だったんです。

この時に、旦那様が借金をして、家を建てそうです。

その額が2000万円という大金だそうで・・・

単純にこれが原因ではないでしょうが、
ご主人は、この家を出て行きました。

借金を返すために、名古屋の卓球用品専門店で
働いていたのですが、どうにも払いきれない
状況になったそうで、自己破産をされました。

そうなったときに、家を手放すわけに
行かなかった美乃りさんが、何とか
資金を工面して、買い取ったそうです。

母親の執念といいいますか、
よほど、プロの目からみて、
娘に才能の素質を見抜いていたんでしょうね。

今でも父親とは家族で会っているそうです。

大人の事情で、ばらばらに暮らすしか
ないのかと思いましたが、今は、美誠さんを
最強の選手に育てる事しか頭になかったのでしょう。

当の美誠さんも、母親と過ごすことのほうが
多かったせいで、寂しいとかあまり思わなかったそうです。

お父さんの立場・・・(汗)

母親は厳しいコーチなのは有名だったようだ!

15歳で五輪メダリストになった
娘を育てられたのは、深い愛と、
緻密な戦略があったからなのです。

プロデューサー視点

毎日、1日7~8時間の練習が日課。

転んで怪我をしたときも、
「卓球の練習ができなくなるでしょ!」
と叱ったそうです。

2歳からこんな練習をしてきたんですね。

そりゃあ、強い子に育ちますね。

練習中と終わった後のメリハリを
つけることを徹底したそうです。

「今、しんどいだろうな」
「逃げたいだろうな」っていう気持ちは
見ていれば当然、わかるけれども、動じず、
冷静に娘さんを見ていたそうです。

この当たりがプロとしての考えたと
精神の違いなんだろうな。

わが子の才能を伸ばすために、
子供に媚びないようにすることが
大事なんだそうです。

でも、練習が終わったら、
いつもめいいっぱいギューって
抱きしめて上げるんだそう。

美誠さん自身も、練習に自身で
納得がいけたら、「ままー」と言って
抱きついてくるんだそうです。

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◆美誠さんの幼少時◆引用元:twitter

もうすでに、幼少時代から、
一選手として出来上がっていますね。

これがスパルタ教育なのか~。

やはり、偉業を成し遂げる子は、
取り巻く環境が徹底してちがうし、
小さいからといって、なあなあではない
厳しさと愛情の中で育っていくんですね。

ただただ、すごいです(驚)

次の目標

これは母の美乃りさんの目標です。

2020年の東京オリンピックでは絶対に個人・団体ともに金メダルをとります

との事です!来年は、さらなる活躍を
期待できそうです。

快挙V達成の後の美誠さんもインタビューで、
目標をしっかり語っていましたね。

「しっかりこのシーズンを楽しく、もっとレベルアップして、オリンピックに出場できるようにしっかり頑張ります」
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◆伊藤美誠さん◆引用元:twitter

親子揃って、ひとつの目標に向かって
戦う姿に、ちょっとウルッときてしまいました。

まとめ

■伊藤美乃りさんも、10年以上卓球の選手だった

■卓球が縁でご結婚される

■ご主人も元卓球選手

娘の才能を見出して、育て上げてきた
背景には、深い両親の愛情が感じられました。