【火災】世界遺産のノートルダム大聖堂の修復作業とは?

世界遺産のノートルダム寺院が
火災で崩れ落ちていく姿がライブで
流れています。

火事の原因は修復作業が関係しているかもしれない
とのことです。

どんな修復がされていたのでしょうか?

 ノートルダム大聖堂の修復作業とは? 

火災の原因かもとみられている修復作業ですが、
どんな事をしていたのでしょうか。

 

ノートルダム大聖堂の修復作業

ノートルダム大聖堂に彫刻されているガーゴイルや
アーチの劣化があったため、修復作業が行われていました。

公害と経年による大きな石の塊が落下するという
事故を起こしかねない状況だったのを防ぐための
作業だったんですね。

この修復作業をするためだったのに
修復不可能なほどの焼失をしてしまうという・・・

2019年4月11日の時点で十二使徒と伝道師の彫像計16体を尖塔から修復をするためにクレーンで地上へ降ろす作業を報道していましたね。

屋根裏に組まれた足場や運び出される像の画像はこちら

修復作業はこんな感じで進んでいました。

この彫刻は1860年代に修復を請け負っていた建築家の
ヴィオレルデュクが置いた彫刻だったもので、経年劣化が進んでいたためでした。

所有者であるフランスが予算を集めて行なっていた
大規模なものだったんです。

完成は、2022年の予定でした。

彫刻だけでなく尖塔の修復の予定もあり
最終的に彫像は、尖塔の改修終了後に元の場所に
戻されるはずでした。

尖塔は落雷でたびたび炎上をしていたという事で
修復は必要な状態だったのですね。

倒壊の危険性から1970年代には一時撤去されたことも
ありました。

この尖塔基部を復元したものが今のノートルダム大聖堂でした。

ノートルダム大聖堂の全体像

始まって間もない修復作業が原因で焼失させてしまった
なんて何とも皮肉すぎますね。

火災の原因は?

原因はまだ明らかになっていませんが、
薬品系とか?爆発系?としか考えられないのですが、
爆発音があったという事実は今のところでていませんね。

しかし、屋根裏あたりが出火原因と観られているのは
屋根裏あたりから修復のための足場が組まれていた点で
修復作業が原因に関わっているとされています。

    ノートルダム大聖堂が火災って原因は?

これほんとうの意味で修復が可能なのでしょうか?

200年かけて造られたものを今から復元させるのには
もう自分は生きていないだろうなと言うのは確実ですね(汗)

令和生まれの赤ちゃんがおばあちゃんになった頃にも
観れるのかどうかというレベルですよね。

    ノートルダム大聖堂の火災のレベルは修復不可能?

皆が想像するようなタバコの不始末とかなら
言葉を失いますね。

そんな理由でありませんようにと願うばかりです。

世界遺産を修復する工程には火を使うことはあまりない?

この写真は世界遺産の修復作業をする工程のひとつですが、
石を削って作られている建物なので、このような接着剤のような
ものを使うことが多いのかなと想像していました。

なので火事の原因になるようなものを使用しているとは
考えにくいのですが、この燃え方からすると 火が使われた
ように見えます。

火事で崩れ落ちていくノートルダム大聖堂

燃え続けるノートルダム大聖堂

3時間以上燃え続けているノートルダム大聖堂の
画像をみていると不謹慎だけど美しすぎると
思ってしまいました。

それほど建造物の美しさというのが
改ためて伝わってきます。

例えば、世界遺産の火事で日本人なら思い浮かぶのが
1950年代に起こった金閣寺の火事ですね。

これもほぼ全滅だったということでした。

この時の原因は放火というとんでもない原因でした(><)

今の金閣寺が再建された姿をみると、ノートルダム大聖堂も
再建は可能なのか?と思いますがノートルダム寺院の
美しい彫刻や創りは金閣寺とは比ではなさそうです。

ノートルダム大聖堂のステンドグラス

ステンドグラスなども焼け落ちたそうです。

しかし、美術品や秘宝は全て無事だったというのは
不幸中の幸ですね。

悲しみの声

ノートルダム大聖堂の火事で悲しむ声

ノートルダム大聖堂の火事を悲しむ声

ノートルダム大聖堂の火事で悲しむ声


引用元:twitter

観ていると悲しくなってしまいますね。

なすすべがない無力さとか失うものの大きさとか
いろんな思いが湧いてきます。

フランスに住む方達はどんな思いでみているのでしょうか。

もうこの美しい建造物をみることができないのですね。

まとめ

  • 火事の原因は修復作業が関係しているとみられている
  • 修復作業は始まって間もなく、2022年に完成する予定だった
    尖塔の修復もする予定だった